[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック

Q&Aその4 追証編

 

 

突然電話で、「追証が発生したので追加資金を入れてくれ」と言われましたが、なにがなにやらさっぱりわかりません。

 

追証(おいしょう)とは追証拠金といい、建玉の値洗い損の金額が本証拠金の半分を超えたときに発生します。
例えば東京金で説明しましょう。東京金の証拠金額は6万円です(2002年9月現在)。1260円で買った玉が35円下落して1225円になりました。このときの値洗いはマイナス3万5千円です。マイナスが証拠金の半分の3万円をこえているので、3万円の追証を要求されます。さらに下がって値洗いがマイナス6万円をこえると、もう3万円が要求されます。

 

入金しないといけないんでしょうか?

 

追証が入金されないと、建玉は強制的に手仕舞いされ、損失が確定します。建玉を維持したければ追証を差し入れることになります。

 

「追証は一時的なものです。値は必ず戻ります」と言われましたが?

 

追証発生はひとつの勘案のしどころです。素人の失敗のひとつに、いずれ値が戻るという希望的観測のもとに玉を維持してどんどん傷が深くなる、というものがあります。追証がかかるほど逆行したということは、この建玉は失敗の可能性が高いです。戻ることがないとは言えませんが、さらに値が下がって深手を負う危険を考慮すべきでしょう。
失敗は失敗と認めてさっさと撤退するほうが傷は浅くてすみます。損失は発生しますが、人生が終わってしまうほどの致命傷を負うよりはましでしょう。

 

「もう金がない」と言ったら「何を言ってるんですか!このままでは全部なくなってしまいますよ。いいんですか!」と言われましたが?

 

追証を入れたからといって、値が戻って元本の分まで取り返せるという確率は、先に述べたようにあまり高くありません。それどころか本証拠金全部ふっとばしたうえに追証の分までなくなる可能性があります。損失を認めるということは非常に難しいことですが、ここで手を引けば本証拠金の半分くらいは残ります。このへんで手を引くことをお勧めします。

 

「もう金がない」と言ったら「では今の資金の範囲内で両建にしましょう」と言われましたが?

 

両建てとは、いま建っている買い玉と同枚数の売り玉を建てることです。こうすることで値が騰がっても下がっても値洗いは変わらず、これ以上の追加資金は必要なくなります。
値洗いが変わらないので、これ以上状況が悪くなることはありません。しかし良くなることもありません。つまり明らかに損になっているのに損失を確定せず、手仕舞いを先送りしただけなのです。単なるごまかしです。素人はやらないほうがよいです。

 

「いったん両建てにして状況をみて外していきましょう」ということですが?

 

「失敗したものを両建てにし、様子を見ながらすこしずつ外して損を少しでも減らしていきましょう」ということですが、これはかなりの上級者でもむずかしい作業です。言っている当の取引員(この頃には内勤の顧客管理担当者になっていると思いますが)にも多分できません。あきらめていったん全部手仕舞いするのが最上と思われます。
どうしても取り返したいのなら全部手仕舞って一度頭を冷やしてからのほうがいいでしょう。