[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック

Q&Aその5 手仕舞い編

 

 

手仕舞いしようとしたら「いまやめたらもったいないですよ!」とものすごい剣幕で反対されましたが?

 

いま利益になっているかどうかにかかわらず、取引員は手仕舞い(買い玉なら転売、売り玉なら買い戻して損益を確定すること)を極端にきらいます。やめること、すなわち資金の引き上げを意味するからであるようです。が、手仕舞いするかどうかはあなたの判断することです。その結果(損失や利益)の責任もあなたにかかってくるのですから。
それでもなんだかんだと言って手仕舞いの注文を取り次がないのは「仕切拒否」と言い、取引員の禁止行為にあたります。

 

 

「必ず値は戻ります。ここは追証で耐えてください」と言われましたが?

 

必ず値が戻る保証はありません。取引員は相場のプロではありません。

 

「いずれ値が戻るかも」と思うと手仕舞いする決心がつきません。

 

確かにいずれ値は戻るでしょうが、それまでにどれほど下がるかは誰にもわかりません。本証拠金の3倍、4倍の追証がかかることも稀ではありません。資金効率の面から言っても精神衛生上もたいへんよろしくないです。また、損失を出したくないあまり両建てにするのも愚策です。発生した損はさっさとあきらめた方が結果的には損失が少なくてすむ場合が多いようです。

 

「今仕切注文を出しても通らないですよ」と言われましたが?

 

注文を出すことすなわち取引終了となるため、少しでも引き延ばそうとして使われる文句のひとつです。注文が成立しない場合は確かにありますが、そう年中あることではありません。また「通るかどうかわかりませんよ」と言われることもありますが、注文を出さないことには通るものも通りません。とにかく注文を出すことです。

 

注文が通らないことってあるんですか?

 

買い玉を手仕舞いするときは売り注文を出すわけですが、そのときストップ安だと注文が通らないことがあります。ストップをつけていなければ100%通ります。
またストップ安でも売買がまったくないわけではないので、成行の仕切注文であれば大抵成立します。それでも無理やりとおす手もありますが、そこまで知っているならこんな所には来ていないでしょう。

 

もういい加減疲れたので「損でもいいから手仕舞ってくれ」と言ったのですが、なんのかんのといってやめさせてくれません。

 

あなたが資金を引き上げようとしているのを察知して激しく抵抗しているのですが、これは「仕切拒否」といって禁止されている行為です。どうしても言うことを聞かないなら、その会社の管理部に電話してみましょう。たいていはここで話がつきます。

 

「やめるにしても不足分を入金してもらわないことには手仕舞いできない」と言われましたが?

 

手仕舞いする前になにがしかの入金をする必要はありません。そもそも損益は手仕舞ってはじめて確定します。資金があまるか、不足するかはそれからの話です。
不足すれば、不足分をあらたに入金して清算することになります。

 

 

担当者が外出中で仕切注文を受けてもらえないのですが?

 

なかには居留守を使って仕切注文を受けない悪質な担当者もいるようですが、担当者でなくても注文を受けることはできます。担当の上司でも、電話に出た人間でもかまいません。相手の名前を聞き、注文の内容をはっきり伝えてください。毅然とした態度でのぞむことです。

 

 

日商協に電話したところ、「まず会社とよく話し合ってくれ」といわれてとりあってくれません。

 

日商協は紛議の仲介はしますが自ら解決するのが仕事ではありませんので、このような返事になります。まずは会社の管理部と話をしましょう。それでも解決しなければ日商協を頼る

ことになります。

 

管理部って顧客管理担当とは違うんですか?

 

顧客管理担当とは営業部隊内の内勤者です。外回りの営業マンは新規の顧客をつかまえてくるのが仕事で、売買委託契約からせいぜい初回の建ち玉くらいまでを担当します。その後の売買は顧客管理担当者が取り次ぐことになります。

これに対し管理部は営業部とは独立して存在し、顧客が商品先物を正しく理解しているか、売買にトラプルはないか、などを監視しています。

 

管理部ってあてになるんでしょうか?

 

どの取引員にも管理部はあり、客の苦情はちゃんと聞いて対処してくれます。
ときどき「管理部もあてにならん」というような話も聞きますが、もし本当ならそんな会社とは一刻も早く縁を切るべきです。

 

もう担当者と電話で「切れ、切れない」と押し問答するのもいやになりました。なにか一発で手仕舞ういい方法はありませんか?

 

立会が始まる前に担当者に電話して「寄付成行で全部手仕舞い」これだけ言えばいいです。「いま切ったら云々」という話は一切聞かず、「いいですね、注文しましたよ」と念を押して電話を切ります。これで大抵は手仕舞ってくれます。

注文が成立したころ(ザラ場なら立会開始後30分くらい、板寄せなら最初の節が終わったころ)もう一度電話して手仕舞いできたか確認します。もしやっていなかったら「仕切拒否ですね。管理部に電話します」と言い、それでも折れなければ本当に管理部に依頼します。大声で怒鳴る必要はありませんが、毅然とした態度できっぱりと言い切ってください。強い客には彼らも弱いです。
ただし、ストップ安などで本当に注文を出したにもかかわらず通らなかったということはありえますので、約定値は自分でチェックしてください。